こんにちは。
先日10月29日に櫻坂46の13thシングル「Unhappy birthday構文」がリリースされましたね。
収録曲はメッセージ性の強い表題曲の「Unhappy birthday構文」をはじめ、
四期生楽曲「Alter ego」、BACKS曲「木枯らしは泣かない」など、
それぞれ曲調の違うバラエティ豊かな楽曲がタイプ別で全7曲収められています。
今回はディスクレビューということで、全7曲を紹介していけたらなと思います。
1.Unhappy birthday構文
まずはシングルタイトルにもなっている表題曲Unhappy birthday構文だ。
センターは表題曲初センターとなる三期生の村井優が務める。
この曲の主人公である「僕」は人生に絶望しており、毎年誕生日を迎え祝われることにも嫌気が差している。
MVではそのような楽曲の世界観がメンバーのダンスや演技で細かに表現されており、細部までこだわりが見られるMVはぜひ見ていただきたいのだが、
楽曲的な部分で言うと、一番の聴きどころは、さすがナスカ楽曲と言わんばかりのラストサビの二段階転調だろう。
サビで繰り返される「Unhappy birthday to me.」という自己否定の意味ともとれるフレーズ。
ラストサビでは転調し一段高く「Unhappy birthday to me. もしも自分の意志で」
「Unhappy birthday to me. 生まれ変われるんなら」と歌われる。
ここでは絶望している現状から自分の意志で一歩踏み出そうという気持ちの変化を感じさせる。
しかしその直後、さらに転調し一段高くなった音程で「Unhappy birthday to me. 僕は僕に言いたい」「Happy birthday to me.」と歌い曲が締めくくられる。
このラストサビの二段階の転調と最後の 「Happy birthday to me.」というフレーズによって、「Unhappy birthday構文」はただ生きることを諦める絶望の歌ではなく、絶望を感じながらも自分の意志で生まれ変わろうともがく希望の歌なのだということがわかる。
歌詞と曲が抜群に噛み合い、主人公の心情の変化を見事に表した表現に本当に感動した。
「Unhappy birthday構文」について、リリース時にメンバーの的野美青ちゃんがどのような曲かを綴ったブログの表現が素敵だと話題になっていた。こちらもぜひ読んでみてほしい。
19歳にしてこのような表現ができる彼女の言語化力には脱帽である。
この曲に共感できる人や、この曲を聴いて救われる人はたくさんいるのではないかと思う。
「Unhappy birthday構文」、本当にたくさんの人に届いて欲しい一曲だ。
2.Alter ego
今年の春に加入が発表された四期生の楽曲であり、現在開催中の四期生のみのライブ「新参者」に先駆け先行配信されていた。
センターは山川宇衣だ。
「Alter ego」は「もう一人の自分」や「別人格」を意味し、ラテン語が源泉となっていることは歌詞でも歌われている。
イントロから弾けるようなフレッシュさ溢れる曲調は、「Unhappy birthday構文」とは真逆の明るく元気なイメージを感じる。
四期生単独の楽曲は、前回の初の四期生楽曲「死んだふり」から2曲目となるが、情熱を感じる「死んだふり」の曲のイメージとはまた異なるハートフルな印象を感じる曲となっており、新たな四期生の顔が見られる一曲である。
公開されているMVでも山川をはじめとするメンバー一人一人にスポットが当たるシーンがあり、メンバー全員の笑顔溢れるものとなっており見ているだけで元気が貰える。
しかし、曲調からはあまり想像できないかもしれないが、MVを見ると意外にも振付は激しいものとなっているため、これからのライブでのパフォーマンスにも期待の一曲だ。
3.木枯らしは泣かない
今作のBACKS曲で、センターは谷口愛季。
哀愁が漂うイントロは寂しさや切なさを感じさせる。
木枯らしとは、晩秋から初冬にかけて吹く強い北風のこと。まさに今の季節にぴったりの楽曲である。
恋人に別れを告げられた主人公の様子が描かれている失恋ソングとなっているが、
"失恋の悲しみ"を"木枯らし"という自然と重ね合わせ、主人公の心情の変化が情景と対比して見事に描かれている。
失恋した時の悲しさや孤独に寄り添ってくれるのはもちろん、冬の寒い空気の中聴くことでよりその歌詞が沁みわたるだろう。
ライブでメンバーがどのように歌い表現するかにも期待して注目したい。
4.青空が見えるまで
「コンビナート」、「紋白蝶が確か飛んでた」に続く三曲目の二期生楽曲。
まだパフォーマンスが披露されていないのでセンターが誰なのかは不明だが、個人的には今シングルの活動をもってグループの卒業を発表している井上梨名であれば嬉しく思う。
曲名の通り、"青空"を感じさせる爽やかな曲調であるこの曲。
歌詞には、夢に向かってたとえ障壁が立ちはだかっても、諦めずにもう一度立ち上がり前へ進むんだ、という確固たる信念を感じるメッセージが込められている。
「たとえ雨が降っても諦めない」や「天気予報は当たらなくても構わない」という歌詞には、どんな困難があっても立ち向かっていくんだという力強さが感じられ、勇気を貰うことができる一曲だ。
ライブで、青空の下でこの曲を聴くことができるならばどれほど幸福なことだろうか。
5th YEAR ANIVERSARYLIVEで、国立競技場にてこの曲が披露されることに期待せずにはいられない。
きっと開放的で感動的なステージとなることは間違いないだろう。
5.I will be
「木枯らしは泣かない」に続く今作二曲目のBACKS曲。
これまでの傾向から、センターは同じく谷口愛季である可能性が高いだろう。
「木枯らしは泣かない」とは一転し、EDMの楽曲に日本語と英語が織り交ぜられた歌詞を早口で歌い上げる様や随所に挟み込まれる「Hey」の掛け声は櫻坂46の真骨頂とも言え、カッコいい。
特にCメロのラップと「それを楽しめ もっと楽しめ さあ!Gotcha!Gotcha!Gotcha! Here we go!」と言い放たれ突入する間奏は一層激しさを増し、畳みかけるようにそのままラストサビに入る高揚はライブでも盛り上がること間違いなしだ。
この曲もパフォーマンス未披露だが、個人的には「承認欲求」や「Make or Break」に並ぶ櫻坂46の新たなダンスナンバーとしての立ち位置にもなるのではないかと期待している。
6.夜空で一番輝いてる星の名前を僕は知らない
「Unhappy birthday構文」に加え今作二曲目の選抜楽曲。
この曲もパフォーマンス未披露だが、これまでの傾向からセンターは同じく村井優である可能性が高い。
楽曲のタイトルから、昨年リリースされた「TOKYO SNOW」のようなバラードを想像していたが、実際に聴いてみると神秘さを感じさせるメロディが際立つミディアムチューンであった。
海岸線の駐車場で車の屋根を開けて、好きな人と一緒に夜空を見上げ星を眺めている様子がメンバーの澄んだ歌声と綺麗な旋律の曲によって聴き手にスッと入ってきてその情景を思い浮かべさせられる。
まさに夜空の星空を見上げながら聴きたい一曲である。
今後ライブでどのような演出で披露されるのかのにも期待したい。
7.Buddies(English Version)
1stシングル「Nobody's fault」収録の「Buddies」の英詞版。
曲名がそのまま櫻坂46ファンの呼称にもなるくらい、直訳の"仲間"や人の温かさを感じられる楽曲である。
サビの「We are buddies~」と繰り返すフレーズはライブで大合唱が起こり、メンバーとBuddiesとの一体感が感じられるライブの定番曲にもなっている。
世界進出も果たし、今や国内のワンマン公演に見に来るくらい熱心な"海外Buddies"も多くいる櫻坂46。
今後の海外公演ではこの曲が披露される機会があるのだろうし、国内外で披露することで、海を越えBuddies同士をつなぐ架け橋のような曲となってほしいとも思う。
終わりに
いかがだったでしょうか。
13thシングル「Unhappy birthday構文」はこのように楽曲ごとに様々な色を見せてくれ、櫻坂46のまた新しい表現が見られるシングルとなっています。
収録曲が今後ライブでも披露もされていくかと思いますが、直近では12月9日・10日のBACKS LIVEや12月16日・17日に行われるBuddies感謝祭EXでの披露に期待したいですね。
パフォーマンス未披露の楽曲も含め、今作の楽曲が今後の櫻坂46のライブでどのように披露されるのか楽しみです。
そんな櫻坂46のライブですが、2026年4月11日(土)・12日(日)にMUFGスタジアム(国立競技場)にて開催される「5th YEAR ANIVERSARY LIVE」のファンクラブ2次先行が先日より始まっています。
今新しくファンクラブに入会した方も申し込み対象となりますので、この記事を読んで気になった方はぜひ応募してみてください!
11月22日(土)締切です。
「5th YEAR ANIVERSARY LIVE」の応募はこちらから!↓
終わり